PAG 日本に8000億円を投資
2020/09/19
今後の日本の不動産市場
PAG 日本に8000億円を投資とのこと
先日、私の古巣でもある香港のファンド”PAG”が、今後も日本の不動産市場に積極投資していく記事が新聞に載ってました。今後4年程度で日本の不動産市場に最大8,000億円の投資を実行する模様。
まだまだ、新型コロナウィルス感染症の影響はあるものの、一時期に比べ、金融市場も落ち着いてきており、投資家の投資意欲はまだまだ旺盛な模様です。
一方、個人レベルの所得や雇用環境の悪化の影響は、これから、じわりじわりと出てくる可能性があり、それによる実体経済の落ち込みや、With コロナ、アフターコロナの影響を受けた消費行動の変化には、敏感に反応する必要があろうかと思います。
今回のコロナショックは、供給側要因であり、リーマンショックの時のような需要側の要因ではないため、コロナウィルス感染症という阻害要因を取り除くことにより、早期に景気が回復する可能性がある一方で、感染症の影響が長引くと、需要側にも影響を及ぼすということだろうと思います。
今回の影響を受け、コテージ型やVilla型等の一棟ものではない宿泊施設は、かなり好調となっている施設もあるようで、和歌山の白浜をはじめとする紀南エリアでも、前年以上に売上を上げている施設もあるとのこと。いずれにせよ、人口密度が低く、ソーシャルディスタンスが確保でき、豊富な観光資源、豊かな食材、自然ちに溢れ、不動産価格が安い、和歌山はチャンスです。