観光地、南紀白浜の不動産価値
2020/08/13
和歌山の観光地南紀白浜の不動産価値
白良浜のビーチ
8月12日午前中は、和歌山市内で物件内覧及び打ち合わせをしていたのですが、午後から、白浜に行ってきました。もともと、串本で空き家相談会に参加する予定だったのですが、不動産鑑定に関連する相談の申し込みはなかったとのこと。。不動産鑑定士は、なにも評価だけが仕事ではなく、不動産に関する色々なコンサル、アレンジやその実行支援も可能(むしろ私はそちらの業務の方がメイン)なので、そこの認知度も高めていきたいものです。
今週に入って、事故のせいもあるかもしれませんが、阪和道の下り、白浜方面が毎日のように渋滞しています。車のナンバーを見ると、神戸、京都、なにわ、和泉等々、、県外ナンバーの方が多くありました。コロナ自粛の賛否には、個人的には興味ありませんが、やはり、白浜は、関西ではそこそこ集客力があるんだなぁと改めて実感。
千畳敷
インバウンドの回復には時間がかかるであろうことが予測されており、マイクロツーリズムが叫ばれていますが、白浜であれば、県内だけでなく、もう少し広範囲な集客が可能であり、うまくやれば十分に事業が成り立つと思います。商業地や観光地で、収益価格<積算価格の状況であれば、経済合理性から言えば、不動産価格は下落するしかないはずなので。。(その場所での事業収益が成り立たない価格で不動産を買うのは、経済合理性に反する。)
コロナ前から、ワーケーションやITオフィスに取り組んできた白浜町です。コロナの影響で、変化のスピードが増すことは白浜町にとって、長期的に見たら追い風なのかもしれません(将来において、現在を振り返った時に、追い風であったかどうかは、今の地元の動き方次第)。従来の視点とは違う収益構造を生み出せる不動産の利用方法を考えていきたいものです。
個人的には、久々に印南の津井の浜で泳ぎ、少年時代を思い出しました。お盆が明ければ、また初心に戻り、頑張らねば。